wednesday baseball club

野球に関して気になったことを書こうと思います。

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固定概念を壊すバッティング

さあ、本日はバッティングの話だ。

 

指導者でもないので理論の話ではない。

 

まず、バッティングで優秀とされ、プロ野球で目標とされるのが、いつの時代も3割だ。

 

3割を超えるのが難しいのは野球を見る人、する人誰にも分かる。

 

そんな3割を超え4割に挑戦している人もいる。

 

柳田選手だ。

 

彼の凄さはここで語るまでないだろう。

 

では、目標とされる3割がどれほど困難な数字か?

 

まず知ってもらいたい

 

まず、そもそも、記録に残るためには、

規定打席

到達しなければならない。

 

規定打席試合数×3.1

                        

(例外もあるがここでは割愛する)

 

毎試合出て三打席立たないといけない。

 

さすがに毎試合出るのは厳しい。

 

三打席より多く回ってくるのが常だが、この時点でかなりハードルが高いのがうかがえる。

 

去年、規定打席に到達したのが、

セリーグ28名 パリーグ27名である。

(パリーグの方が

少なかったのは意外だった)

これを多いか少ないかは別にして、

通常野手はセリーグは8名

パリーグは9名試合に出れるが、

これは102名がスタメン野手で

出れる計算だ。

去年の規定打席55名

この時点で既に半分脱落する。

 

試合に出続けるだけでも大変だ。

その上、打たなければならない。

では、3割打ったのは、去年は何人か。

 

パリーグ2人  セリーグ7人

規定打席に達成した人の16

スタメン枠102名の8%だ。

 

スタメン枠に名前を連ねることの難しさは皆知っている。

 

そのスタメン選手ですら、8%しか

達成しない驚異の記録だ。

 

では、ここで柳田の4割という数字はどれだけすごいのか。

 

まだ試合は40試合程度しか

消費していないこと点で、

まだ言うのは時期早々かもしれないが、今の時点で3割を超えている人が

セリーグ10名パリーグ6名しかいない。

去年と規定打席数3割到達者数

あまりかわらないと言う時点で、

かなりすごい記録である。

 

ちなみに今まで4割超えた人

いない

(長い長いプロ野球史の中で0である。)

 

ちなみに、規定打席を超えた時点で4割の打者は存在した。

 

巨人の最強助っ人として名高い

クロマティである。

 

規定打席を超えた時点で4割超えていたので、仮に試合に出なければ、

4割だった。

しかし優勝がかかっていたので、

試合に出続け、達成できなかった。

 

打率を保つために必要とされているのは、次のことだ。

 

・選球眼が良いこと。

・足が速いこと。

・左バッターであること。

 

柳田は、選球眼も良いし、トリプルスリーを達成していることより全ての条件を満たしている。

(この三つを満たすのは至難の業)

 

この条件を見て、ここまで高打率でなんの不思議もない人が多いだろう。

 

ここからが柳田がこれまでの選手

と違う、オリジナルな点だ

 

柳田はスイングを見てもらうと分かるが

かなりアッパー気味だ。

 

これは日本の野球界では、アッパーよりレベルスイングが良いと、柳田のバッテングに対して初期の方は、批判があったように思う(実績が出ると黙る)

 

僕は技術的なことは一切知らないので、

アッパーが悪いやレベルが良いとか、言うことはできない。

 

すごいのは、かなりの大物にそういう風に言われても、多少は修正しているのかもしれないが、大きくは変えなかったことだろう。

 

一般生活に当てはめるとわかりやすい。

 

学生時代を思い出してもらいたい。

こんな人いなかっただろうか。

・一科目だけ満点で後が悲惨

・ほとんどの科目9割できて

   一つだけできない。

(僕は平均的にしかできなかったのでこれらがとても羨ましい。)

 

これらの生徒に対してのアドバイスは、

点数の低い科目を指差して、これもっとやれ。

 

確かに、高得点の科目を勉強するより苦手科目を克服する方が、点数も上がり

合格しやすい。

 

野球でも同じだ。打てるけど、守れない

じゃあ守備練習。これも当然。

 

指導者は苦手な部分を修正し、

得意な部分を褒めようとしない。

 

悪いことではない。

先生になれば分かる。

 

では話を柳田に戻す。

 

柳田の場合は飛距離はずば抜けていて誰もが認めるものだったが、初期は三振が多く、スイングのせいだと言われていた。

 

しかし、飛距離はナンバー1

スイングを変えると確実に落ちた。

 

ここで強力な理解者が、

無理に改造しなかった。

 

ソフトバンク関係者は

すごいと思う。

 

良き理解者を得た

柳田は

その飛距離のでるスタイルを崩すことなく、バットを振り抜いた。

 

しばらくはこのスタイルが主流になってくるだろう。三振しても振り抜け。

 

仮に4割を達成したら、これまでの常識が覆るだろう。

 

長所を最大限活かした彼のスイングなら

変えられると思う。

 

最後はかなり希望的観測になっておりますが、敵チームとしても応援したい選手の一人。

 

常識を打ち破ってほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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